昨日は台風接近かとドキドキの中、
アロマ音叉仲間の直子さんにお誘いいただき、
相模大野の老人ホームさんの、年に一度のお祭り「カシオペア祭」にボランティアとして参加してきました。
直子さんと、七美恵さんとアロマ音叉隊三人で、ハンドのアロマ音叉セラピーをさせていただきました。
最初は皆さん寄ってくださるのかなぁ、と心配していましたが、
通りすがりにでもいい香りを感じてもらえたら、と、柑橘系のオイルをコットンに含ませて入口付近にかけておきました。
すると「いい匂い~❤️」と、
興味をひかれて覗いてくださる方がたくさんに。
この日はお祭りなので、入居者さん以外にも、系列のホームの方や、ご家族の皆さん、
スタッフさん、そして10か月の赤ちゃんまで!
まさに老若男女にアロマ音叉セラピーを体験していただけました!
一番印象的だったのは、とあるおばあちゃま。
スタッフさんからは「反応もあまりしないので、話もわからないと思います」との事でした。
お声かけしながら手にオイルを塗り始めると、おばあちゃまが私の手をナデナデしてくれました。
何かなぁ?と思いつつ、続けていると、
「あ!真似してる~」とスタッフさんが驚いていました。
つまり、ちゃんと手に触れていることに反応してくれていたんです。
そのうち、「痛くないですか?」とか「大丈夫?」とか話しかけると、
それに「うんうん」とか、答えてくれているような反応が返ってきました。
横で見ていたスタッフさんも
「何かわかってるみたい…」とびっくりされてました。
手をトリートメントしていると、
ふと、「足が痛い」と言っているような気がしました。特には声も出してないのですが。
スタッフさんは「足はほとんど動かせないんです」とおっしゃってました。
確かに足をご自身で動かすことはできないようでした。でも気になったので、足をさすってみると、
なんとなくお顔が笑っているよう。
「うんうん」と頷いている、ような気がしました。

なので、足にもオイルを塗ってトリートメントしつつ、足に音叉を当てて見ました。
他のおじいさまは、音叉を当てたら
「動いてるね」とおっしゃっていました。
足をトリートメントすると、
おばあさま、本当に嬉しそう、
に私には見えました。(あくまでも私の感覚ですが)
動かせなくても、皮膚感覚はちゃんと伝わっているんだと、教えてくてました。
そして最後に音を周りに響かせると、
眠くなっちゃうおばあさまと、
トリートメントは受けなくても、音を感じていただけるスタッフさんと、
その場が「一つの場」になるような感じがしました。
音が、その場にいる人と共鳴して繋げてくれているような感じです。
「触れる」ということの思いがけない威力、
香りの持つ人を惹き付けるパワー、
そして、音が教えてくれる「ワンネス」の感覚。
ボランティアとして参加させていただいて、
とても大きな気付きを得られました。
皆様、本当にありがとうございました!
